学資保険

学資保険とは簡単に言えば、子供の教育費を貯めるための積立型の保険のこと。
子供の将来の教育資金のために、決められた保険料を支払えば、子供の成長とともに学校入学時には祝い金(進学学資金・学資祝金)や、満期時には満期保険金(満期学資金・満期祝金)を受け取ることができる。
昨今では学資保険不要論が多く聞かれるが、いい学資保険を選び賢く利用すれば、メリットはまだまだある。

学資保険の主なメリットは次の3点。
1.半強制的に教育資金を作ることができる。
2.保険契約者(父など)に死亡・高度障害等万が一のことがあれば、それ以降の保険料の払い込みが免除されるが、満期保険金等は契約時のまま受け取ることができる(保険料払込免除条項付)。
3.銀行に預けるよりは少し利子が高い(貯蓄型の学資保険)。
学資保険は保険期間が短いので(子供の教育費積み立てが目標ですから当然)、なるべく早く加入するようにしましょう。
学資保険は、早く加入すればするほど月々の保険料が少なくて済むので毎月の負担が軽くなるし、返戻率(保険料総額に対する受け取れる祝い金と満期保険金の合計額の割合)も高くなるのでお得。
多くの学資保険は、子供が誕生する前に(出産予定日の140日前から)加入できる。
できれば妊娠中に学資保険の加入を検討し、加入するなら子供が0歳時に契約する。
ただし、親(保険契約者)が高齢な場合、学資保険に加入できないこともありますのでご注意を。
また、学資保険は保険会社によって保障内容や特徴が異なるので、それぞれの学資保険の内容を比較検討してよりよいものを選択し、無駄な保険料を支払わないようにすることも大切。

学資保険には大きく分けて貯蓄型と保障型の2タイプがある。
貯蓄型の学資保険とは、単純に言えば教育資金を積み立てるだけで、子供の医療保障や育英(養育)年金などが付いていない学資保険のこと。
貯蓄型なら、祝い金(進学学資金・学資祝金)と満期保険金(満期学資金・満期祝金)を合計した受取総額が支払い総保険料を下回ることはまずなく、それでいて親がもしもの場合の保険料払込免除条項のような、預貯金にはないメリットがある。
保障型の学資保険とは、子供の医療保障や育英(養育)年金などの保障が付加された学資保険のこと。
育英年金とは、親(保険契約者)に死亡・高度障害など万が一のことがあったら、満期になるまでの間、子の養育のための所定の年金が受け取れるというもの。
保証型の学資保険は、貯蓄型に比べて多くの保障が付いていて手厚い保険に思えますが、これらの保障のための保険料が付加されていますので、保険期間中に何も無ければ、受取総額(祝い金・満期保険金)が支払った保険料の総額を下回ってしまう(逆ザヤになる)のが通常。
子供の医療保障や育英年金などは、学資を積み立てるという目的とは本来関係ないもの。
そういうわけで、子供の教育費を作るという目的だけで学資保険に入ろうとするなら、貯蓄型の学資保険を選択する。
なお、一般的な家庭が学資保険で貯めることができるのは大体200~300万円ぐらい。
学資保険はあくまで教育費の一部、特に大学の入学時の費用(入学金+学費)を賄うためなど、目標を絞って活用するのがいい。


学資保険は戻り率が悪い。
プロの裏ワザがある。
それは、学資保険の代わりに終身保険!
子供の教育費を作るために活用できる保険は学資保険だけではない。
「学資保険」という商品名でなくても、学資用に使える保険がある。
例えば、こんな保険。
・保険料の払込期間が10 年。
・払込期間満了時点で積立利率1.75%。さらに今後金利が上昇する場合は、積立利率も一定の条件の下、上昇する。
保険としては「終身保険」だが、学資資金を貯めるため、万一の際の保障を確保するためには最適な保険。
ただし、使い方によっては他保険と比べ、不利になってしまうこともある。
払込期間の途中で解約した場合、解約返戻金として戻る割合が低い。
それもそのはず、「学資保険」の被保険者は、お父さんと子ども。
お子さまや、お父さんに万が一のことがあれば、お子様は死亡保険金をお父様のばあいは、保険料払込免除となって18歳時に満期金や育英金を受け取ることに。
つまりダブルで生命保険料がかかるわけ。
おまけに、こどもの医療保険もついているので、元本割れも仕方がない。
そもそも子どもの教育資金の捻出のために「学資保険」に加入するが、もし、お父さんに万が一のことがあると、お子さんは大学に通うことも経済的に難しくなる。(母子家庭の平均年収は200万円)
だから、学資保険は、貯蓄目的と、お父さんに万が一の場合の大学資金の確保が目的・・・・
子どもの万が一のための生命保険金は目的外。
だったら、お父さんのみに、生命保険を用意ししかも学資保険のように、15年~18年など短い期間で保険料の払込を終わらせ、子どもの大学の費用に備えればいい。
そのために、お父さんに「終身保険」を保険料払込を15~18年で設計し加入すると今、いろいろな終身保険がありますが、元本割れはまずない。

貯金は、お父さんに万が一のときに、積み立てていたお金のみが、遺族の手元に残る。
積立ていた期間が短いと、たとえば、1回だけ1万円積立して万が一のときは当然、1万円がご遺族の手元に。
これでは、子どもの大学への進学は無理。
一方、生命保険は、たった1回だけ、1万円保険料を支払っただけだが、万が一のときは、仮にその生命保険金が500万だとすると、お子さまの教育資金がそれでまかなえる。
だから、貯蓄と生命保険を同時に用意できるプランとして、お父さんのみに、支払い期間の短い終身保険を用意することも生命保険の有益な使い方。
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by shokunin_nin | 2010-12-21 00:36 | 資産運用 | Comments(0)
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