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イクメンプロジェクト

イクメンプロジェクト

https://ikumen-project.jp/index.html

育てる男が、家族を変える。社会が動く。

イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。
イクメンがもっと増えれば、家族のあり方が、社会が大きく変わっていくはず。

制度改正により男性も育児休業がとりやすくなった今、男性がもっと育児にかかわることのできる環境作りに社会全体で取り組む必要がある。

改正法によりパパとママがともに育児休業をしたら、育児休業可能期間が2カ月延長される。
ママが専業主婦や育児休業中でも、パパが育児休業が取れるようになる。


イクメンの登場は、時代の変化が招いた必然的な現象。

理由は大きく3つ
1.共働き世帯の増加。

2.雇用リスク。
共働きならどちらかがリストラされても家計を維持できる。
22歳で働き始めた正社員の女性が出産を経ても退職しなければ、生涯所得は2億7645万円。
一方、28歳の第1子出産を機に退職し、31歳に出産した第2子が6歳になってからパートなどで復職する場合の生涯所得は4913万円。
これだけの金額差があれば、男性が育児に協力しても共働きを維持するメリットは十分にある。

3.働き手の価値観の変化。
人生仕事ばかりではないと考える人が年々増加している。
仕事は大事だが、仕事以外のことにも取り組みたい人が増えている。
仕事と家庭の両立支援は、仕事への意欲を支える報酬になった。

育児、介護といったライフイベントと仕事の両立は優秀な人材のつなぎとめに直結する問題。


男性の育児休業は、職場への迷惑や出世への影響を心配して言いだせない人が多いのが実情。
しかし、けがや病気で1カ月休んだことで、クビになるか?出世に響くか?
新婚旅行で1っ習慣休むと非難されるどころか祝福される。
個人的な理由での休暇は社会の価値観によって認められるものとそうでないものがある。
育児は今まで、社会的な重要度が低いと思われていた。
だから、男性の育児休業の取得が進まない
子育てに引け目を感じる社会で、出生率が上がるわけがない。
少子化対策を進めるうえでも、育児の重要度を高めることが急務。

出産を契機に約40%の女性が退職している。
トレーニングされた女性をいかに職場に残すか。
これは日本企業にとっての大きな課題。
そうでないと遠からず、知的労働者の不足に窮することになる。
出産した女性が職場に戻れば、企業は採用・トレーニングコストを抑えられる。
男性も育児休業を取得するし、早く帰宅する日もある。
子供が病気の時は面倒も見る。
そういう多様性を認めることが大切。
男女の働き方のバランスをたださないといけない。
by shokunin_nin | 2011-04-12 23:09 | 家族
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