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農場の法則

農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか
春に種蒔きを忘れ、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る。。。

農場は自然のシステムである。
春に種をまき、夏に手入れをし、毎日毎日水をあげ、秋に収穫する。
必要な務めを果たし、作業を行わなければならない。
蒔いたものしか刈り取ることはできない。
そこに近道はない。
農場の法則とは、こつこつ積み重ねていくこと。
苦しさやつらさはあるかもしれないが、心の底から喜べるもの。
れは本当に価値のあるものであり、本物。
人の成長や人間関係においても、最終的にはこの原則が必ず作用することになる。
つまり、人の成長も人間関係も自然のシステムであり、農場の法則が支配しているのである。

反農場の法則、学校の法則

この農場の法則に背いてみる。
農場で途中の行程を省くことは出来るか。
できるはずがない。
種をまかず、世話をせず、水もまかずに遊びほうけて、果たして実がなるか。
絶対にならない。

『一夜漬け』前の日になってあわてて勉強したり、用意したりすること
『付け焼き刃』 一時その場を間に合わせるために、にわかに習い覚えること

一夜漬け、付け焼き刃を人間社会でしたらどうなるか。
その場をつくろってみたり、ときにはよい成績を取ることもあって、でも本当の力はつかず、短期的にはごまかしている人。
この方が楽で苦痛が伴わない。
しかし本当の実力のない人であり、それはにせものであり、見せかけだけ。


成功は「農場の法則」からしか生れてこない。
今、種をまいて、肥やしを与えて、雑草を抜く。
畑の手入れを丹念に行えば、種が懸命に土の中に根を張っていく。
落ち込みそうになったとき、秋の収穫を具体的にイメージし、今何をやるべき時期なのかを考える。


"行動"には"結果"がある。
逆に言うと、"行動"しなければ、"結果"はない。
つまり、見合った行動をしていないのに、その"結果"だけを求めるのは、愚の骨頂。

また、"行動"には"結果"が、必ずついてくる。
逆の言い方をすると、"今"という瞬間の行動の、"結果"から、逃れることはできない。

小さなことを続けていくことでしか大きな成果は得られない。
by shokunin_nin | 2012-03-28 23:25 | 自己啓発
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