震災後のマイホームチェックポイント

1.まずは外観を自分の目で確かめる
  思わぬところにひび割れも

地震の後は、まずはマイホームの外観をぐるりと目で確認する。
被害があるかどうか一目瞭然なのが、ひび割れ。
外壁や室内の壁面などに、幅の大きいものが複数ある場合は、業者に修繕を依頼する必要がある。
マンションでは、外壁タイルが広範囲ではがれていることもある。
こちらも、管理組合と話し合い、修繕を依頼する。
漏水にも注意。
天井や床下の給水管や配水管がずれ、水がしみ出しているケースがある。
洗面台下や天井の点検口ある場合は、ふたを外して水漏れがないか、確認してみる。
建物周辺がぬかるんでいるなら、地中の給水管などが破損している疑いがある。
この場合は、すぐに業者に点検と修理を依頼する。


2.耐震診断、補強を急ぐ
  旧耐震物件は要注意

1981年6月以前の、いわゆる「旧耐震」の一戸建てやマンションの場合は、耐震診断を受けておくこと。


3.マンション管理組合は機能したか
  いざという時に問われる組織力

緊急時に真価が問われるのが、マンション管理組合の組織力。
日頃から組織力が高い管理組合ほど、いざという時の対応も間違いがない。
例えば、意識の高い管理組合は、緊急理事会を開き、被害状況の確認を取るなどして、情報公開を徹底している。
非常時に備えた防災訓練も開き、避難方法や避難場所の確認なども怠らない
大規模修繕のための積立金も、優秀な管理組合ほど綿密な計画を建てている。
日頃から強固な財務基盤が築けていれば、いざという時も安心。


4.設備は正常に稼働しているか
  エレベーターと機械式駐車場の調査は念入りに

マンションに住んでいる場合、共用部分の日々使う設備もすぐにチェックする。
特に重点的に調べておく必要があるのが、エレベーターと機械式駐車場。
エレベーターが地震時に最寄り階で停止し、閉じ込めはなかったかなど、非常時の作動については、保守会社に確認しておく。
機械式駐車場も、地震の影響を受けている場合がある。
破損や傾k、沈下などは、一見しても分かりにくい場合もある。


5.ここ一番でわかる、管理会社の対応力
  困った時に頼りになったか?

管理人の派遣など、マンション管理にまつわる様々なサポート業務を担うマンション管理会社。
震災後の対応も適切だったか。
例えば、管理会社が建物や建物周囲の被害状況確認を迅速に実施していたか。
管理会社の担当者が、住民に被害状況の確認に来たか。
これらは管理会社のサポート能力を判断する際の大きなポイントとなる。
さらに、被害相談や補修工事の依頼に対して、迅速に対応してくれたかなども、管理会社を評価するうえでの参考となる。
あまりにずさんな対応の場合は、管理組内で話し合い、管理会社を変更することも検討。


6.緊急時の備蓄、対応マニュアルの作成

備蓄や防災倉庫などを設置しているマンションはまだまだ少数。
いざという時のために、用意をしておく。
緊急対応マニュアルなど、今回の地震を活かすための準備を怠らないようにしておく。


7.地震保険の加入は、議論を尽くして
  万能ではない地震保険

大震災の後は、地震保険への加入が高まる傾向にある。
マンションの専有部分は、住人の任意で決められるが、共用部分の加入に関しては、管理組合で議論する必要がある。
ただし、地震保険は万能ではない。保険金の支払い有無は、建夫のの主要な構造部(柱、壁、床、屋根など)の損傷度合いで判断され、満額を受け取れる例は少ない。
共用部分の窓ガラスや扉、給排水設備等の修復に高額な費用がかかっても、原則、地震保険の対象にはならない。


8.停電対策は万全か
  高層マンションは特に注意

停電による高層マンションのぜい弱性が明らかになった。
電気が止まってしまうと、エレベータはもちろん、水道も利用できなくなるマンションが相次いだ。
計買う停電は、原則として回避されたとはいえ、停電のリスクは依然として残されている。
給水ポンプ、エレベーター、インターフォン、自動ドア、機械式駐車場、防犯カメラ、防災きkなど、停電時にどのような影響を受けるか。
その際に、どう対応すればよいか注意しておく必要がある。


9.コミュニティの重要性を認識せよ
  遠くの親戚より、近くの隣人

都心部のマンション住民の場合、隣人との付き合いは希薄になりがち。
だが、非常時には、近隣同士の助け合いが、時に命を救う場合もある。
日頃から、地域やマンション住民同士のつながりは大事にする。
特に、マンションの場合は、管理組合などがイベントを開催してコミュニティづくりに力を入れる。


10.重要書類の場所を把握しておく
   意外と知らない書類の場所

設計構造図、構造計算書など、建築物に関連した重要書類はいくつもある。
これらは、万が一物件が被害を受けた場合に、修繕などに必要。
マンション管理組合の管理がずさんな場合、保管場所があいまいになっているケースもある。
改めて、書類のありかを確認しておく。
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by shokunin_nin | 2012-09-05 21:37 | 資産運用 | Comments(0)
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