一貫した態度をとる

優れた子どもを育てた家庭の両親は、常に愛情深いが、その行動は一貫しており、また断固としていた。
平均的な家庭が陥ってしまう主要な問題は、親の権利を子どもにあまりに侵害させてしまうこと。
家の中を、子供にとって出来る限り自由があり、「だめ」ができるだけ少ないように整えつつも、そのあとは、許されていないことに関しては頑固になる。
子どもが好奇心がいっぱいであることは素敵なことだが、母親の化粧品で遊ぶ必要はない。
そういうときは、「だめ」ときっぱり言って、その場から子どもを動かし、化粧品を子どもの近づけないところにしまう。
子どもを罰する必要はない。
幼児は自分のしたことを理解できないし、次の時まで覚えておくこともできないから。
こどもが「いや」を言うようになると、問題はもっと大きくなる。
とてもおしゃべりな子の場合、親は、子どもと言葉のレベルでかかわってしまうという罠に落ちることがある。
2歳の子どもに、「・・・をしたい?」と聞けば、きっと「いや」と言う。
そのかわりに、「歯を磨いて寝る時間ですよ」というような、肯定系あるいは中立的な言い方は、他にどんなあり方もないし議論もできない、という絶対的な確かさとともに語られれば、とても効果的。



『親だからできる 赤ちゃんからのシュタイナー教育』(ラヒマ・ボールドウィン著、合原弘子訳)
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by shokunin_nin | 2013-01-16 21:32 | 家族 | Comments(0)
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