子どもには肯定的な言い方で語る

子どもが否定的な行動をとるとき、多くの親は、最初これを無視しようとするが、そのうちあきらめて子どもに従うか、あるいは、子供に対してかんしゃくを起こす。
どんどんうるさくしても許される、ということは、子供にとってフラストレーションがたまること、ということを認識する必要がある。
子どもはイライラしなくていい、親だってイライラさせられなくていい。
子どもには創造的な相互作用が必要。
子どもに対していつも甘く穏やかでいられる親はいない。
時おりは鋭い「ダメ」が必要とされることがある。
「仲良く遊ぶこと」「順番を守ること」など、守らなければいけないことが出来るようになるまで、さわぎ続ける子どもをそこから離してしまうこともできる。
たいていは、3分間もあれば、子どもは落ち着いて、やり直すことが出来るようになる。
もし子供が本当に「われを忘れて」いるようなら、もっと時間がかかったり、何度も「やり直す」ことが必要かもしれない。
子どもに何か別のものに興味を持たせることも、もう一度やり直すためには助けになる。

かみつくことや叩くことのような否定的な行動においても、肯定的な行動を強調することが良い結果を生み出す。
子どもをぶったり叩いたりすれば、子どもに望ましくない行動のモデルを与えてしまうことになる。
小さな子どもにとっては、大人の行動の方が言葉よりはるかに雄弁だから、非常に矛盾したメッセージを与えてしまうことになる。

幼い子どもに関しては、今教えた事を今度もできるようになる、とは全く期待しないで、それでも、毎回正しい行動を見せてあげることが必要だ、と認識することは、かんしゃくを抑えるのに役立つ。
しつけにとってカギになることの1つは、自分の意識と客観性をその場に持ち込むこと。
静かな声で話し、自分の言ったことを守り、必要であれば繰り返し、可能であればいつでも子どもと一緒に動く。



『親だからできる 赤ちゃんからのシュタイナー教育』(ラヒマ・ボールドウィン著、合原弘子訳)
[PR]
by shokunin_nin | 2013-01-19 10:41 | 家族 | Comments(0)
<< 沈黙の言葉 決まったやり方を作る >>