しつけを先延ばしにしていないか

良い子を育てることは容易ではない。
多くの親は失敗する。
それは親としての資格がないからではないし、子どもへの愛情を欠くからでもない。
うまくいかないのは、やることが一貫していないからである。
失敗する親は何でも先延ばしにしてしまう。
子どもには一応は注意を与えるが、一貫してそれを続けない。
言ったことに最後までこだわらない。
そして時により、我慢できなくて、怒りにまかせて罰を与える。

しつけをうまくやっていない親は、子どもの良い面を見るよりも悪いところを取り上げる傾向がある。
子どもに向けて非常にたくさんの批判を加える。
また、しつけについて問題のある親には計画性がない。
自分自身の対応の仕方こそが問題の一因であるかもしれないことに気が付いていない。

問題のある親の対応の仕方には、通常2通りある。
まず、受動的に対応する場合。
今すぐには問題に立ち向かいたくないと思い、子どもの悪い行動を見て見ぬふりをする。
見て見ぬふりをすると悪い行動はより悪くなるだけ。
2つ目は怒ることである。
怒りにまかせて対応することも、悪い行動をさらに悪化させる。

子どもの悪い行動にどう対処するかは、先々にまで影響を及ぼす問題。
どのように対処したら良いかを知っていることが大切。
悪さを未然に防ぐ方法を知っていることはさらに重要。
事前にわずかばかりの方針を設定しておくことで、多くの苦境を免れることができる。
そして、その予防策と計画に自信を持っていれば、うまくやれる。
この方法は受動的ではなく、積極的なもの。


『子どもは親をまねて育つ』(サル・シビア著、木村浩美訳)
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by shokunin_nin | 2013-02-03 23:17 | 家族 | Comments(0)
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