人気ブログランキング | 話題のタグを見る

自尊心を育てるのは親の役目

人間の目標が、健全な自己評価を確立するために努力をすることであるとすれば、親の目標は、子どもの健全な自己評価を促すこと。
支え、励ましてやれば、子どもは健全な自己評価をするようになる。

自己評価の低い者はドラッグやアルコール依存症になりやすいというデータがある。
十代のうちは、周りの同年代の子が自分をどう思っているか大いに気にしている。
自分を高く評価している思春期の子どもは、自己の価値をしっかりと認めているので、仲間からのプレッシャーに抵抗することができる。
というのも、自分自身が好きなので、他人の評価をそれほど気にしないから。
自己評価の低い若者ほど、仲間に認めてもらいたがる。
彼らは自分自身があまり好きではないので、他人が自分を好いてくれることを必要とする。
認められるための一番良い方法は、集団の中に入り込むこと。

子どもに敬意を表して接することで、自分は大切な人間なんだとわからせることができる。
子どものあるがままを受け入れて、愛してやる。
子どもの良くない行動まで愛さなければならない、ということではない。


「子どもは親をまねて育つ」(サル・シビア著 木村治美訳)
by shokunin_nin | 2013-03-10 23:23 | 家族
<< 他人の評価に振り回されない 子どもにやる気を起こさせるには >>