やる気をどう引き出すか

自信の芽を育てる

やる気はとても大切。
子どもがやる気になるには、まず「自分ならできる!」と心から思えなくてはならない。
自分を信じる気持ちはとても壊れやすいもの。
大人が何気なく言った言葉が、子供の心を深く傷つけ、せっかく芽生えた自信を台無しにしてしまうことだってある。
子どもが自分の能力を最大限に発揮しようとするとき、希望や抱負はかけがえのないものとなる。
子どもがとてつもない夢を語ったら、その意気込みを支えてやりながら、なおかつ現実にも目を向けさせるよう、慎重に対応しなければならない。
まずは子どもの夢を認めてやり、それをかなえるにはどうすればよいかを考えさせるような言葉をかける。


「なぜ」「なに」攻撃と上手に付き合う

生まれながらの好奇心をなくしてしまわないようにするには、どうしたらいいか?
子どもからあれこれ質問攻めにあって困ることがある。
答えが全部わかるわけではないし、イライラさせられたり、子供の質問としっかり向き合う時間がなかったりすることもある。
親がすべての答えを出してやる必要はない。
どこかほかのところから情報を得るよう求めたり、子供自身に考えさせることもできる。
子どもとじっくり向き合える時だけ答えてやるというもの1つの手。
子どもが自分で考えるのを面倒くさがっているだけだと思ったら、こんなふうにたずねることもできる。
「誰も聞く人がいなかったら、どうするの?」


子どもがやりたいことを聞いてみる

ことがうまく運ぶようにと、あれこれ口出ししていないか?
子どもの活動なのに、彼らから主体性を取り上げていることにも気づかず、お膳立てしたり、様々な提案を与えてしまっている親がたくさんいる。
解決策は簡単。
子どもに聞いてみる。
こちらか子供の気持ちに着目することから始めれば、彼らも進んで話を聞くようになる。


がんばる気持ちを引き出す

スポーツであれ勉強であれ、「精いっぱいやったと思うか?」というように、自分で結果を振り返らせるような問いかけをするのが最も効果的。
さらに、少し時間をおいて子供が落ち着いてきたら、その結果を出すためにどのくらい努力したかを聞いて、本人の自覚を促すこともできる。
また、もっといい結果を出すためにはどうすればいいかを考えさせることで、自分の行動に対する責任感を養うこともできる。


努力を認めて、ほめる

子どものあら捜しをして咎めてばかりいると、親のせいで生じる典型的な感情が子供の中に芽生えてしまう。
子どもが精いっぱい頑張った努力の成果をお目てあげるには、どうしたらよいか。
子どもを認める言葉をかけてやればいい。
人は認められていると思うと、さらにやる気になるもの。


子どもの意思を尊重する

子どもの活動に対して熱心であること、子供を激励することそして努力目標を示してやることは、いずれ子供を伸ばそうとする親にとって大切なもの。
しかしながら、ある活動に強い思い入れがあると、子供たちが自由意思で決める機会を奪ってしまいがち。
肝心なのは、子供が本当にやりたいと思っていることを尊重すること。
意見を述べるなという意味ではない。
いつ、どんな風に述べるかが重要。
いつも親が前に立って子供を引っ張っていると、子供自身が「やりたい!」と思う気持ちを押しつぶしてしまうかもしれない。
ときには、彼らが本当に支えを必要としていて、後押ししてほしいというかもしれない。
そういう場合でも、まずは子どもにどうしたいか、どうしてほしいのかを尋ねてみる必要がある。
さらに理想なのは、彼らがどんな風に感じているかをわかってやること。


目標に向かって努力させる

人は大抵、何か具体的な目標を決めると、とたんにやる気になるもの。
ここで大切なのは、「評価すること」と「認めること」。
努力とその成果を認めてもらうということは、物でご褒美をもらうよりずっと満足感を得られるもの。
親にできることは、子供が現実にあった努力目標を設定するのを助け、それを達成しようとするのを励ますこと。
そのためには、自分の目標をどれくらい達成したと思うかと尋ね、同時に、その真の努力と成果を認めて、ほめたたえることを忘れてはならない。
それが子供たちのやる気を引き出し、彼らに自信をつけさせることになる。


子供の意見を否定しない。

人が「うん、でも・・・」と言うのをよく耳にしないか?
これは、相手の言ったことが事実上すべて否定されている。
「うん、でも・・・」と受け答えされると、聞いている側はイライラしたり、がっかりしたり、腹を立てたりすることが多いもの。
もし大人が「うん、そうだね。ただ・・・」と答えれば、子どもはきっと、自分の提案が認められ、大人は自分の考えに何かを言い添えようとしているのだと感じる。
この「認められている」という感覚が大雪。
もし、子供の意見にどうしても賛成できない部分があったら、すべてを否定することなくその気持ちを伝える方法を考える。
時間はかかるかもしれないが、「この考えはいいと思うけど、そっちの部分は全く賛成できない。理由は・・・。その代わりにこういうのはどう?」というように、1つずつ説明していくのも1つの手。
そうすれば、子供もそのあとに続く親の考えに進んで耳を傾けようとする。
大人は、一方で口添えしながらも、子供の情熱の炎が勢いよく燃え続けるよう考えてやならなければならない。



「コーティングで子供が伸びる!」 デーヴィッド・ヘメリー著 大槻敦子訳
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by shokunin_nin | 2013-10-01 00:00 | 家族 | Comments(0)
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