いい親とは

いい親でいたいと思った瞬間、その人はいい親。
「いい親」とはいい親になりたいと思っている人。
その「心持ち」「心の在り方」を言う。
いい親とは、その親の心の状態であって、目標として目指す種類のものではない。
ましてや子供の育ち具合という、「結果」で評価されるものではない。
親がいい親であっても、子供が悪い友達を作って、影響を受け、罪を犯すことはいくらでもある。
それによって親自身が「いい親」である事実が揺らぐことはない。

いい親であることは「育て方」とは直接関係ない。
いい親は、「いい育て方」を知っている人、「この子に会った正しいやり方を知っている人」と思ったら、入り口で間違ってしまう。
「いい親」と「育て方」は基本的に無関係で、次元の違うこと。

子育てに正解はない。
こうすればこう育つ、なんてことがあるなら人類はとっくにそれを発見しているはず。
自分と自分の親の関係をよく考えてみる。
自分の親の「育て方」の結果ではないはず。
親の「心持ち」の影響を受けているだけ。

子育てに関して専門家などあり得ない、自分の子供にとって専門家は自分自身しかいない。
周りの人と相談しながらこの世にたった1人しかいない「専門家」「親」になろうとすることが大切。
普通に心配し、オロオロし、いい親でいたい、と願いながら、自分で考え、その時でいいと思ったこと、できることを一生懸命やればいい。


『21世紀の子育て』松居和著
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by shokunin_nin | 2015-02-16 23:07 | 家族 | Comments(0)
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