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父親が学力向上のカギを握る

子どもの学校生活に関して言うと、父親は重要な役割を果たしている。
収入、学歴、人種、民族に関係なく、父親が教育にかかわっている家庭の子どもは、学校の成績が良く、多くの課外活動に参加し、留年が少ない。
男の子でも女の子でも同じ。
学校への母親の関与が大切なことは言うまでもない。
そこに父親が加われば、さらに強力になる。
学校以外の面で幼いうちから子どもの生活に関与していた父親は、学校と学業にも関与しやすい。



「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュア著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-29 05:47 | 家族

小遣いはどう与えるべきか?

小遣いの与え方はいろいろある。
どの方法にも長所と短所がある。
小遣いの与え方を決めるとき、考慮すべき点がいくつかある。


週ごとに小遣いをもらう子どもは、
・ほしいものを買うために小遣いを蓄え、お金を管理し、計画的に使うことを学ぶ。
・小遣いの額ともらえる日がわかっているので、むやみに親にお金をせがんだりしない。
しかし、子どもが高価なものをほしがったとき、ほしがるままに足りない分のお金を与えてはならない。
手伝いをしてお金をもらっているわけではないので、子どもはお金が簡単に手に入ると思ってしまう。


家の手伝いをして小遣いをもらう子どもは、
・お金の価値を学ぶ。
・働かなければお金はもらえないことを理解する。
・無駄遣いをしなくなる。
・責任感が育つ。
しかし、家族の一員なら当然になうべき家事のために、子供にお金を払うのは気が進まない親もいるだろう。
また、手伝いをして小遣いを得ている子どもは自分のことしか考えず、家族の要求は考えないかもしれない。
小遣いをもらうために家事をするという間違った考えを持ちかねない。


良いことをした時、褒美としてお金をもらう子どもは、
・行いが良くなるかもしれない。
・手伝いをして小遣いをもらう場合と同じく、お金は稼ぐものと考えるようになる。
しかし、たとえ行いが良くなったとしても、それは褒美をもらうためであって、純粋な行為ではない。


小遣いの与え方や使い方に、絶対に正しいとか間違っていると言える方法はない。
大事なのは小遣いの与え方ではなく、子どもが手にしたお金を大切に使うかどうか。



「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュア著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-26 10:46 | 家族

家事の手伝いに責任を持たせる

・自分で出来る手伝いを子どもに選ばせる。
出来るだけ早いうちにはじめる。
・宿題や遊びなど、子どもにとって大切な時間を妨げない。
・言いつけられた手伝いを何度も「忘れて」しまったときは、子どもの気持ちを確かめる。
・いつ、なにをするか、あらかじめ子供に決めさせておく。
そうすれば子供は自分の予定にお手伝いを組み込んで、自分で決めた仕事をきちんとこなすようになる。
もし手伝いがあるのに時間が取れない日があれば、解決法を子どもに考えさせる。
・家事の手順をはっきりさせる。


「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュア著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-25 11:33 | 家族

「何が好き?」ゲーム

人によって好きなものは違うということを分からせるゲームがある。
このゲームは、他の人たちが好きなものを見つける方法も教えてくれる。

母  さあ、ゲームをしましょ。
   「何が好き?」っていうゲームよ。
   いい?
   太郎、あなたは苺が好き?
太郎 大好き!
母  一郎、あなたは苺が好き?
一郎 嫌い!
母  あなたたちが好きなものは同じ?それとも違う?
二人 違う!
母  さあ、二人でゲームをしてごらんなさい。

ゲームに夢中になったところでゲームをやめさせる。
そして、問いかける。
「人は同じものが好きなこともあるし、違うものが好きなこともある。人によって好きなものが違うね。」


「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュア著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-19 22:17 | 家族

子どもが危険を回避するのを助ける

親は子どもの行動を逐一見張っていることはできない。
全ての危険に対してどう対処すればよいかを教えてあげることはできない。

だが、幼いうちから、安全なこととそうでないことの区別を付けられるように手助けしてやることはできる。
そうすれば、子どもは自分の行動に責任が持てるようになるし、今現在も成長してからも安全な判断ができるようになる。

自分の行動がどんな結果をもたらしうるか、それによって自分や他の人々がどんな気持ちになるか、考えられるように手助けしてあげる。


「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュアー著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-16 23:42 | 家族

子どもをほめるべきかほめざるべきか

わが子が自分のしたことを誇らしく思うとき、親もまた誇らしさを感じる。
親は子どもの能力をさらに伸ばしたいと願う。
その願いは子ども達に更なるやる気をもたらす。

子ども達はそうやってほめられることを、本当に心地よく感じているだろうか。

ある意味で、もちろん子どもたちは褒められてうれしいと感じている。
誰だって褒められるのはうれしいし、自分が成し遂げたことに達成感を感じることは大切。

かといって、褒めすぎは逆効果。
子どもはうれしさや満足を通り越して、不安を感じてしまう。
親の期待の大きさを不安に感じるかもしれない。
次、うまくいかなかったらどうなるだろうか?と。

親が誇張して言ったとしても子どもは文字通りに受け止めたりする。
そして、親の言葉を信用しなくなる。

褒めすぎることで生じうる最も油断ならない問題は、子どもが自分のためではなく親の歓心を買うために行動するようになってしまうこと。
何かを上手にやりたいとか、そうすることが楽しいという自分自身の願望ではなく、親の歓心を買うという外的要因によって動機付けされてしまう。

褒めるときは、子どもの注意を結果で感情や思考に向けるようにする。
結果よりも経過を重要視することによって、本当に大事なのは挑戦したり努力したりすることなのだと子どもの気づかせる。

褒めるかわりに、子ども自身の口から、自分のしたことや、それについてどう感じているかを語らせる。
親にとっても子どもにとっても、その方が望ましい。


褒めるときは、アイデアそのものではなくて考えるという行為を褒める。
結果ではなく経過を褒める。
考えついたアイデアを褒めると、子どもは親が自分のアイデアを褒めたことに満足して、それ以上考えるのをやめてしまうかもしれない。


「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュアー著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-09 23:09 | 家族

「一度に2つのこと」ゲーム

自分が何かしている最中に子どもがお願い事をしてくる。
こういうときには「一度に2つのこと」ゲームをやってみる。
夕食のときでも、車の中でも、何かの順番を待っているときでもいい。


親  それじゃあ「一度に2つのこと」ゲームをしましょうね。
   ママは頭をたたくのと足踏みを同時にできます。
   あなたは何を同時にできるかしら?
太郎 歌うことと踊ること
親  ママは歩くことと座ることは同時にできません。
   あなたはどんなことを同時にできないかしら?
太郎 鼻をつまむことと、鼻で息することは同時にできない。


しばらくして、親が何かしている最中に子どもが邪魔してきたら、それは同時にできるかしら?と尋ねる。
待っている間に、何か「ちがう」ことをしていられるかしら?」と尋ねる。



「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュアー著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-07 22:14 | 家族

「いいとき/悪いとき」ゲーム

自分の都合ばかり考えていないで、その場や周囲の状況に配慮できる子になってもらいたい。
こうした問題に対処するために、楽しんで学べる方法。
例に挙げたような状況に限らず、さまざまな状況で架空の登場人物を考えて、このゲームを楽しむ。
ゲームになれれば、子どもはそれを現実の生活に適用できるようになる。


親  「いいとき/悪いとき」ゲームをしよう。
   太郎君は一緒にサッカーをしようと友達の一郎君を誘いました。
   でも一郎君は足を折ったばっかりでした。
   一郎君をサッカーに誘うには、いいときかしら?悪いときかしら?
花子 悪いときに決まってる。
親  そうね。じゃあ、悪いときの例をもっと考えてみて。
花子 次郎君が宿題を手伝ってくれと母親に頼みました。夜中の3時に。
母親 よくできました。じゃあ、ママに宿題を手伝ってもらいたければ、いつ頼めばいいかしら?
花子 学校から帰ってきたときか、夕食の後。


子どもにもっと色々な例を考えさせてみよう。
そして、親が忙しくしていたり不都合なときに、子どもが何かを要求したら、「いいとき/悪いとき」ゲームを思い出させよう。


子どもにしてみれば、いいときか悪いときか判断は付いても、いいときまで待つのが難しいかもしれない。
とかく子どもは何でも「すぐに」ほしがるもの。
子どもに辛抱を学ばせるには、「待っている間に何ができるかな?」ゲームが有効。



「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュアー著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-05 23:43 | 家族

「同じこと/違うこと」ゲーム

子どものかんしゃくを未然に防ぐための楽しんで学べる方法。
ゆったりした気分でくつろいでいる機会を選んで、子どもとこんなゲームをする。
まず、両腕を伸ばして大きな丸を作る。
つぎに、両手で拍手する。
そして子どもに尋ねる。
「今やったのは同じこと、それとも違うこと?」
子どもが「違うこと」と答えたら、つぎは両脚を使って2種類の動作をして見せてから、もう一度同じ質問をして子どもに答えさせる。
それから、今度はあなたの番よ、と子どもを促して、2種類の動作をさせ、「同じこと、違うこと?」と尋ねさせる。

子どもに「同じ」と「違う」という言葉を理解させるのが目的。

子どもがかんしゃくを起こしそうになったら、穏やかな調子でこう尋ねる。
「ねえ、『同じこと/違うことゲーム』をしよう。今あなたがどんな気持ちか、違うやり方でお話できるかな?」

子どもがかんしゃくを起こしそうになったら、その気に乗じて、気持ちを表現するには色々なやり方があって、選択肢はたくさんあるのだということを教える。
そうすれば、親も子も感情をうまくコントロールできる。

子どもは問題なのは自分の気持ちではなく、気持ちを表現する方法なのだと学ぶ。



「それは子どもに考えさせなさい」メーナー・シュアー著、古草秀子訳
by shokunin_nin | 2013-05-04 21:44 | 家族