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教育が普及した国で、「自由」という「言葉」に縛られ、それを意識することでいっそう「不自由」を感じて不満を持つ。
人間は本来、不自由になることに幸せを感じてきた。
それを『絆』と呼ぶ。
『絆』は縛りあうこと、もともと馬をつなぐ道具。
絆は時に面倒に感じることがある。
でも、人間は本来、頼りあい、信じあい、絆をつくり、心を1つにし、幸せを感じるようにできている。

「自由にのびのびと」という言葉、そうあってほしいという親心も理解できる。
しかし、子供は意識的に自由にのびのび育てれば、将来、離婚が増えるだろう。
結婚は自ら進んで「不自由」になること。
子どもを産むことは、結婚にもまして不自由を手に入れること。
結婚や出産で自由を失うことに幸せがなかったら人類はとっくに滅んでいる。

「不自由」であることと「不幸」を同一視することは、幼児虐待や子育て放棄をすることにつながっていく。
「子育て」は、結婚や出産よりさらに「不自由」になることだから。
その不自由さ、束縛の中に幸福感がある。
人間は不自由になることに幸せを感じてきた、それを「絆」と呼ぶ。

子どもにとって自分で選ぶことができない「家族」は「不自由」の象徴。
人間は「家族=不自由さ」の中に幸福を見出す。


『なぜわたしたちは0歳児を授かるのか』松井和著
by shokunin_nin | 2015-01-26 21:32 | 家族