目の前の仕事は、顧客や社会に価値を与えられる重要なものである。
この理解が、働く意欲を刺激する。 だから主体的に取り組む。 主体的に取り組むからこそ、高い目標に挑戦できる。 だが、その高い目標を達成するには、仲間との協力が不可欠。 自分の力と他者の力が組み合わさって目標にたどり着いたとき、喜びと確かな満足感が得られる。 仕事の意味や意義に対する探究心、達成意欲、連帯感など、重要ないくつかを刺激する仕掛けが必要。 個々人のモチベーションが高く、活気のある職場には、報酬や出世といった経済的原動力だけでなく、仕事の社会的意義や良好な人間関係といった非経済的原動力が バランスよく存在している。 多くのソフト開発現場には、やる気を減退させる要素や、仲間意識を弱める要素が目立つ。 やる気を後退させる要素の1つが、自分の作業が全体のどこに貢献しているのかが見えにくいこと。 人間の性質上、作業量と期日という情報だけではプレッシャーしか感じられない。 作業の意味や意義、工夫の余地といった、意欲の増進につながる情報が不足している。 末端は作業のみと高を括っていると、ソフト全体の品質を悪化させる。 プログラマのやる気で、ソースコードの品質は大きく変わる。 「仕事なのだからやれ」と言われればそれまでだが、生身の人間は理屈では割り切れない。 高圧的な態度で迫られれば嫌な気分になるし、感情の落ち込みや無用なプレッシャーはミスを招く。 やる気や仲間意識に影響するもう1つのネガティブな要素として、コミュニケーションへの苦手意識や無頓着さも見逃せない。 モチベーションが低くても、人間関係が円滑であれば組織は機能する。 上司と部下との関係を健全に保ち、開発者同士で助け合う雰囲気を醸成するんは、挨拶を初めとした何気ないコミュニケーションが効果を発揮する。 多くの開発プロジェクトは短期に異なる企業、立場、経験の人々が集まるのが通例。 ソフト開発には本来、一般の業務より高いコミュニケーションスキルとコミュニケーションの密度が要求される。 「いい人を集めれば何とかなる」という思い込みが蔓延していることも、組織力の低下に拍車を掛ける。 一人ひとりは優秀だったとしても、集まっただけでは組織は機能しない。 ハイパフォーマンスのチームを作るには、しかるべき手段が必要。 ハイパフォーマンスのチームを作るための重要なアクション 基礎体力としてのコミュニケーション力を要請する。 コミュニケーションの場と道具を用意する。 仕事の意味を再定義し浸透させる #
by shokunin_nin
| 2011-10-21 00:06
| 仕事
高級ブランドの破綻にはパターンがある
どうしたらこのような老舗の価値を高められるのか、または破綻させないのか。 破綻の理由には、いくつかの決まったパターンがあること。 第1は「売れるから」と言って拡大経営に走ること。 拡大すれば、質が追いつかなくなり評判が落ちる。 設備投資、運転資金が大きく張る一方、業績は景気に大きく左右されるようになる。 公開した企業、ファンドに買われた会社にはこうした道をたどるところが多い。 これに対して業容を拡大しない「家業」の老舗はまず潰れない。 例えば、弦楽器のストラディバリウス。 バイオリンが有名だが、チェロとなると1年に3台しか作れないそうである。 彼らの商品は、高価で売れる。 売れ残りの心配など全くないと言っていい。 だからと言って、彼らが「作れば確実に高価で売れる」と言って、年に30台、300台と生産するようになったら、先行きは暗いものになるだろう。 現在の質を維持できるとは思えないからだ。 これは高級ブランドに限らない。 例えば、おでん屋さん。 屋台1台で営業するおでん屋さんも、絶対に潰れない。 「あそこのおでん屋はおいしい」と評判が立ち始めたからと言って、借金していくつも店を持ち始めれば、いつかは味が落ち、せっかくの評判もガタ落ちになってしまう危険が高まる。 屋台1台であれば、顧客はすべて常連。 現金商売で毎日必ず儲かる。 経営者や株主が、自分たちのブランドの価値がどこから生まれているのかを見失う場合も、先行きは暗い。 そうした経営者や株主が支配するブランドは、販売拡大もしくは経費削減に走り、商品価値を生んでいる技術をないがしろにする傾向にあるからだ。 例えば生産を外注する。 大事な職員の人件費を削り、時には派遣社員など流動性の高い職員に切り替え、「巧みの技」の継承が断たれる。 社員を大事にできないが故に、社員が「おもてなしの心」を失う。 合理化のためには平気で顧客の期待を裏切る。 老舗の経営とはもとより近代経営論は馴染まず、一見無駄に見えることをたくさんしなければいけないものと心得るべき。 これもまた、老舗とは「質」で勝負するもので、「数字」で勝負するものではないということを語っている。 社員がそれぞれ顧客に対して提供している仕事の「質」だけを見る。 質というと抽象的なので、もう少し具体的に言えば、当社しか提供できないサービスを、社員は生み出しているのかを見ている。 生み出していれば、当社が望む手数料を顧客から頂くことができ、それは結果として売り上げの伸びにつながる。 #
by shokunin_nin
| 2011-10-19 22:52
| 仕事
サマータイム制導入を進める4つのポイント
働く側のメリットを考慮する 1.労使間の同意が必要 サマータイムは労働条件の変更に当たる。 労働組合など社員との協議が欠かせない。 就業規則の修正が必要な場合もある。 2.社員の目線で考える 節電だけではなく、通勤負担の軽減や労働時間の短縮、夕方の時間帯の有効活用など社員にとっての利点も考慮する。 3.部署、社員ごとに例外を適用する 職場や個人の家庭環境により就業時間変更の影響は変わる。 制度導入の効果が損なわれない範囲で例外を適用する。 4.トップが理由を明確に説明する なぜ、制度を導入するのか。 経営陣と人事部などの担当部署が全社員に目的と狙いを社員にはっきりと説明して納得させる。 #
by shokunin_nin
| 2011-10-18 23:10
| 仕事
#
by shokunin_nin
| 2011-10-16 23:19
| 子ども
#
by shokunin_nin
| 2011-10-14 23:10
| 旅行
|
カテゴリ
全体 日記 仕事 農業 家族 子ども 結婚 生活 資産運用 料理 旅行 健康 早実/早大 スポーツ 野球・ソフト ゴルフ サッカー・フットサル バスケ RUN 自転車 ビジネスモデル ブログ 自己啓発 ファッション 祭り 未分類 お気に入りブログ
最新の記事
以前の記事
2023年 11月 2023年 08月 2023年 07月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 04月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 07月 2021年 04月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 01月 2019年 09月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 04月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 07月 2018年 04月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 04月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 検索
記事ランキング
その他のジャンル
ファン
ブログパーツ
外部リンク
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||